学校概要
国際TBC高等専修学校では、普通科目の学習と並行して、将来のスペシャリストを育てる専門的な学習にも力を入れています。専門コースは2学年からなので、入学してからの1年間は、自分自身の興味・関心と向き合い、将来に向けてのプランをじっくりと考えることができます。

ダブルスクールのしくみ
※高等学校普通科と高等専修学校の2つの卒業資格が同時に取得できます。
本校は、文部科学大臣により、広域通信制高校である「科学技術学園高等学校」(東京都世田谷区成城)との技能連携の指定を受けています。技能連携教育とは、本校で学習した『専門科目』が、高等学校で学習した科目として認められると同時に、『一般科目』については、本校での授業やレポートを作成することにより修了資格が得られることです。実社会で役立つ技能と豊かな教養と知識が身につけられたことを意味しています。
本校での3年間で、高等学校普通科と専門学校高等課程の2つの卒業資格が同時に取得できます。
個性と才能を伸ばす2つのシステムと4つの実践
1. 専門教育を重視した教育課程
本校では、高校普通教育を行いますが、同時に希望コースの専門的知識や技術の習得を目指します。3年間を通じて「一般科目」と「専門科目」を学習しながら、多くの検定・資格を取得し、実社会で対応できる知識と教養を身につけさせます。
2. 生徒一人ひとりの特長を伸ばす教育実践
生徒一人ひとりの個性を尊重し、様々な行事や体験を通し心豊かな人間性を育てます。担任と定期的な面談を実施し、生徒への理解を深めるとともに、カウンセリング体制も充実しており、悩みのある生徒の心のケアも実践しています。
4つの実践
実践1 資格取得重視の教育システム
情報検定、漫画能力検定、ネイリスト検定、ホームヘルパー2級、保育技術検定、トリマー検定など、資格取得に向けて独自のカリキュラムを設定し、無理のない取得を目指します。
実践2 生活習慣の確立指導
月1回の生徒指導期間を設定し、道徳的なマナーの修得に努めます。
また、基本的生活習慣とあいさつ習慣の確立を目指します。
実践3 楽しい学校行事の実施
本校は海外研修旅行、スポーツフェスティバル、文化祭、ゴルフ大会など多くの学校行事を通してコミュニケーション能力を高め、協調性や社会性を養いながら楽しい高校生活を送れます。
実践4 高専一貫教育推進
卒業後、より専門的な知識や技術を身につけたい人には、TBC学院の専門課程への進学の道が開かれています。専門課程へ進む人には、入学金が免除になるなどの優待制度もあります。
安心して登校できる学校 ~幅広い生徒に対応した「セパレート教室」~
充実のカウンセリング体制
中学校時代に学習や登校に悩みを持っていた生徒にも、一人ひとりの秘めた力を引き出す教育を行っています。成績だけではなく、得意なもの、興味・関心のあるものを探り出していきます。誰もが安心して登校できる環境のなかで、社会に出て行くための自信と力を育て、多くの生徒が卒業していきました。

セパレート教室担任/脇田 信子 先生
学校生活の中で、人との関わりや学習などに不安を抱える生徒が安心して登校できる「場」である「セパレート教室」を担当しています。ここでは、興味のあることに取り組んだり、様々な検定の取得に努力することなど、自主性を尊重した時間を過ごしています。自分に自信を持って卒業し、希望を持って歩み出せるようお手伝いをしたいと思います。

臨床心理士/上兼 さとみ 先生
進学や進級という新しい環境で、どうやって自分の場所を見つけたらいいのか、戸惑い緊張する人も多いと思います。そんな時、そっと相談室に立ち寄ってみてください。ひと息ついて、一緒に考えてみることで、何かいいヒントが見つかるかもしれません。学校内でも、気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。

学校カウンセラー/木村 幸子 先生
「学校に行く」この行動には、多くの意味と学びがあるようです。例えば、人と触れ合うコミュニケーションづくり、葛藤や悩み等々。人は、他人とのつながりを通して成長していくのではないでしょうか。特に思春期は、心身共に大きな変化があり、自分に気付いたり戸惑ったりしながら、様々な事との折り合いの付け方を学んでいく時期でもあるのです。